ろうそく!

この頃、大学の購買の前で毎日のようにポケットティッシュが配られている。

タダのものは何でも貰っておこう精神の私は迷わずティッシュを受け取る。受け取るというよりは自らもぎ取りに行く。

ティッシュは常備しているし生活の中でも何かと便利である。
非常に役に立っている。

しかし、このポケットティッシュ
本来の目的は「宣伝」であるはずである。

ポケットティッシュに入っている紙を見て、応募なり入会なりをしたことが私は1度もない。
人生の中で何千個というポケットティッシュをもらってきたが、一度もない。

そこで私が、ポケットティッシュの代わりに配布すると良いと考えるのが、「ろうそく」だ。

ろうそくの最も良い点は意外性である。
まず、何を配っているんだろう?と興味が湧く。近づく。受け取る。驚く。
これだけでも十分な宣伝効果があると考える。少なくともありきたりなポケットティッシュよりは。

だが、意外性だけなら他の何かでも良いのではないか?とも思われるかもしれない。
ここからは、なぜろうそくでないといけないのか、その理由を一挙に公開する。

持ち運びやすい。装飾可能。災害時に使える。催事にも使える。夜にキャンドル灯すと綺麗。ケーキに差せる。
などなど。

つまりろうそく以外でもいいのかもしれない。ただ少なくともポケットティッシュよりはいいだろう!!
ふと思いついただけだが誰か使ってくれないかな。

お城めぐり


 先月から4週連続、休日に城郭巡りをしています。



きっかけは昨年、兵庫県に観光に行った際、出石という場所に赴いたことでして。

いずし、と読みます。出石そばというのが有名だそうです。
(名物とかご当地に釣られる私はもちろん食べました)


予め行程を決めていたわけではなくまち歩きの中で偶然立ち寄ったのです。

出石城はすでに天守などはなく、「城址」、という形でした。

山の上にあったため、暑い中階段を上がっていきます。

(暑い...帰りたい...どうせ天守無いんでしょ...)
私の心の声をよそにズンズン登り続ける友人。

仕方なくついて行き、到着すると、そこには!!!
私の人生を変えるほどの!!!(というのは大げさですが。)

景色が広がっていたのです!

お城(厳密には城址)から見える景色に私は感動しました。


なんとかと煙は高いところへ上る、という諺がありますが、私はとにかく高いところから見える景色が好きです。

東京スカイツリーに初めて登ったときは感動のあまり、舐めるように3時間も景色を眺めていました。


お城からの景色はただ綺麗だというだけでなく、
何百年も前の人々たちも同じ景色を見ていたんだなぁ...という気持ちになれるところに趣があると思います。

かくして私は、お城そのもの、というよりはお城から見える景色に取り憑かれたわけです。